SMART MATRIX WARP
SMART MATRIX WARP & IS3F/485-TS7は多数の糸(最高2,400本)を連続的に使用する必要がある織物製造の準備工程(クリールや整経機等)において、高度な生産管理が可能なBTSRのソリューションです。タイヤコードやデニム、カーペット等、幅広い製造工程で多彩な用途に対応します。
それぞれの糸の正確な動作をコントロールするIS3F/485糸管理センサー、もしくは管理下に置いた糸のテンションを精密に測定する機能を追加したTS7テンションセンサーをSMART MATRIX WARP設定/コントロール用の端末に接続したシステムです。
主な利点
SMART MATRIX WARP端末は、SM-DINインターフェイス・モジュールの使用により、糸を最大2,400本まで管理することができ、センサーやシステムの設定及び生産モニタリングを簡単かつ効率良く行うことができます。
このシステムは、「LEARN機能」により、一定のサイクルで繊維機械に掛けられた糸の本数を学習し、糸切れ/糸抜け、糸の未切断/誤使用、糸の掛け違い/ピックアップのミス、テンション不良等、生産中に起こり得る様々な不良を検知します。
ユーザー志向のグラフィック・ディスプレイにより、センサーの全てのパラメーターを簡単に素早く設定し、センサーの稼働状態及び生産状況をリアルタイムで確認することができます。
IS3F/485センサー
IS3F/485センサー は、糸の画像変化を精密に測定・管理し、糸の動作/停止状態を確実に検知する電子センサーです。IS3F/485は環境の条件に影響されることなく、プログラムによって設定することができ、番手や種類を問わず様々な糸に対応することができます。
「SENSOR IN – SENSOR OUT」ダブルコネクタの使用により、複雑な配線なしでセンサーの接続を確実に素早く行うことができます。
TS7センサー
SMART MATRIX WARP端末はまた、TS7テンションセンサーと接続することも可能です。TS7センサーは、ループの中を流れる糸のテンションをリアルタイムで測定し、異常を検出すると、機械を部分ごとに停止させるか、カッター等のコントロール装置を稼働させます。また取付けられているセンサーの中で、どのセンサーが最初に機械を停止させたかを判別することができます。
TS7は様々な糸に対応するために数値をプログラム設定することができ、またBTSR特許の「テンション・スマート・スキャニング・センサー」技術により、複雑な配線がいらず、短時間で簡単に取付けることができます。
パラメトリックデバイスであるTS7は、テンションの誤差許容範囲や異常時間のパラメーターが自由に設定可能であり、実際のニーズに合わせた糸の品質管理を実現します。
primo blocco
「タッチライト」機能により、様々な操作を素早く正確に行うことができます。レッドとグリーンのLEDランプにより、各センサーの稼働/停止状態を簡単に確認することができます。 |
光学レンズ/セラミックによる二次元分析技術により、糸とレンズを接触させるモード(レンズの自動クリーニング)、もしくは8ミリの糸検出範囲を利用して糸をレンズに接触させないモードを選択することができます。 |
「SENSOR IN – SENSOR OUT」ダブルコネクタの使用により、IS3F/HS及びIS3F/485センサーのマルチ接続を確実に素早く行うことが可能です。 |
サポートクリップは3つの傾斜での取付けが可能で、糸に合わせた角度で簡単に取付けることができます。 |
SMART MATRIX WARPは、高度な設定・管理・レポート端末です。 |