Rolling Med
ROLLING MEDは、ベア弾性糸を 駆使したシームレスやニット製品のトレンドに向けて開発した最新鋭の給糸装置です。
ROLLING MEDは、BTSRのテンション・コントロールの技術により、一定の消費糸長/糸速でベア弾性糸を 給糸し、最高の品質を実現する汎用性と使いやすさを兼ね備えた装置です。
主な利点
BTSRの自己適応形電子技術により、ROLLING MEDは給糸開始/停止の際の安定した糸テンションのコントロールを可能にし、編み立て中に自動的に糸長/糸速を調整します。
デルール糸の巻き取り動作の概念を元に、ROLLING MEDは糸がよじれる 問題を無くし、弾性糸を一定の糸長/糸速で 給糸することを実現しました。
ROLLING MEDのシステムには、BTSR特許の「MASTER ‒ SLAVE (マスター・スレイブ)主従連動制御モード」機能 があり、1個(もしくは複数)の装置をマスター(主)として設定し、他の何個かの装置をスレイブ(従)としてマスターと完全に連動するように同調設定すると、編み目が完全に統一し、プレーティング不良等の問題を解決することにより、最高品質の編地を編み立てることができます。
さらに裏糸の制御用にULTRAFEEDERをマスター(主)として設定し、 ROLLING MED をスレイブ(従)として同調するように設定すると、常に一定の「伸縮比」で稼働するため、安定した給糸による最高品質の編地を生産することができます。
ROLLING MEDは、オペレーターの仕事を最小限にとどめ、簡素化するために 設計された装置であり、最高の生産効率と最高の品質を同時に実現します。
主な仕様:
- シームレス及びニット製品のベア弾性糸の給糸。
- デルール糸巻き取り。
- 電子制御給糸: テンション制御及び糸長/糸速制御。
- プログラム可能テンション: 0.5 g~50 g。
- 給糸速度: 最高毎分1,000 m (24V/36V)。
- INC/DEC機能: 糸テンション/糸長の0.1 g(0.1 m/分)単位での INCreasing(増)もしくはDECreasing(減)。
- 消費糸長計測(LFA)機能: 0.1 mm単位の正確な糸消費量の計測。
- BTSR Master-Slave(マスター・スレイブ)主従同調設定システム。
- 糸よじれ防止。
- プレーティング不良防止。
- 完全編み目マッチング・最高品質生産維持。
- 自動一定糸伸縮比(ULTRAFEEDERを裏糸給糸制御に使用した時のみ)。
- 最高の使い勝手の良さを実現。
- 最高の生産効率を実現。
- あらゆる編機に後付け可能。
headline e applicazioni
糸ボビンは簡単交換 BTSRの使い勝手の良い メカ式システムにより糸ボビンはすばやく簡単に 交換できます。 |
ディスプレイ 大きめサイズのグラフィック・ディスプレイで、必要な情報を全て確認することができます。 |
内蔵テンションセンサー 完全一体型高精度テンションセンサーにより、設定した給糸テンション/糸長を維持します。 |
LEDキー エラー状態を表示する、人間工学に基づいた使いやすいキー操作。 |
SMART MATRIX 端末 設定数値の変更、稼働状況の確認等が可能な、設定/コントロール端末装置。 |